シーズヒーターの特徴やメリットを紹介します

シーズヒーターは、主にスポット暖房として使用される、遠赤外線を放出するタイプの電気ヒーターです。このタイプのヒーターには、ハロゲンヒーター、カーボンヒーターなどがありますが、そのなかで最も遠赤外線の放出量が多く、温かいのがシーズヒーターなのです。大きな特徴は遠赤外線を発生するヒーター部分、電気が通る発熱線であるコイル状になったニクロム線が筒状の金属などの鞘で覆われ、なかには絶縁物質として酸化マグネシウムなどが入っています。ヒーター部分が鞘(シーズ)に似た形をしていることから、この名前で呼ばれているのです。しかし、家電量販店などで、この名前を見かけたことが無いという方もいらっしゃるかと思います。発熱線を覆う鞘の素材がメーカーによって異なるため、素材の名称から商品名になっていることが多く、メーカーによって違いがあるのです。

ヒーターの温かさは遠赤外線の放出量で異なる

遠赤外線を放出するタイプのヒーターは、遠赤外線の量によって温かさにも差があるのです。電磁波の一種である遠赤外線は全ての物質が発しており、物質を熱することでさらに強烈に発生します。発熱線を熱することでヒーターから放出され、身体に吸収される遠赤外線は、細胞などの水分の分子を振動させる働きをもちます。振動する分子から摩擦熱が発生することで、身体が温められるのです。発熱線に熱を発生させるヒーターは、使用されている物質によって発生する遠赤外線の放出量と波長が変化します。遠赤外線の量で比較すると、ハロゲンヒーターよりはカーボンヒーター、カーボンヒーターよりはシーズヒーターの遠赤外線の放射量が多いとされています。そして電気の使用効率が良いことも特徴です。このヒーターは付けるとすぐに温まるタイプのヒーターではなく、少々時間がかかります。しかし温かくなってしまえば、温かさが長く持続するので、静かにじんわりと遠赤外線の効果で身体を芯まで温めてくれるのです。

丈夫で長持ち、そして高い安全性を誇るヒーター

遠赤外線の放出量が最も多いシーズヒーターは、このほかの電気ヒーターと同じワット数で使用した場合には、最も温かくポカポカに感じるのです。何より、丈夫なこともメリットです。カーボンヒーターなどのヒーター部分は、発熱線の炭素繊維をガラスのような石英管で覆われていますが、石英管は衝撃に弱い傾向があるのですが、硬く丈夫な金属管で覆われたヒーターは、倒れたときなどの衝撃や、水などの液体にも強く頑丈です。足元などに置いて使うことが多いスポット暖房は、置き場所によっては転倒させてしまう危険があります。走り回るお子様や、足元に不安があるお年寄りがいらっしゃるご家庭での使用にも安心感があります。そして電熱線が直接空気にふれていないため丈夫で長持ち、大切に使えば10年以上は問題なく使うことができるのです。